ある日RAID1のミラーリングでバックアップを取っているハードディスクが、Macにマウントされなくなった。
そのHDDケースを見ると、向かって右側のHDDのランプが赤く点滅。
RAID1のミラーリングなので、その点滅している側のハードデイスクを交換すれば勝手にリビルドしてくれて、「はい、終了」のつもりでおり、某大型ネットモールでWDのREDを購入。
1日かけでリビルド。
しかし、終了してもMacにマウントしてくれない。
デイスクユーティリティでHDをマウントしようにもグレーアウトしていて、マウントボタンをクリックしてもマウントしてくれない。
流石に焦りました。
写真や資料、実際に使用したデータ、その他写真が入っており、これが一度に失くなってくれてはどうにも困る、どころじゃない。
使用していたHDDはロジテックのLHR-2BREU3というRAIDのモデルで、中身のHDはWDのRED。サーバーなどで使われるモデルです。
この時にロジテックに問い合わせてみました。
RAIDであっても壊れたHDにリビルドかけても直らないと・・・。
ミラーリングしていても、それにバックアップ取らないといけない。とか言われて。
マジで!? 何のためのRAIDだよ?!
この時はかなり絶望的な気分でした。
HDは壊れる時は壊れるので、それはそれですが、RAIDだよ!! ミラーリングしてるんだよ!!
どこに当たっていいかわからない気分・・・。
一日たって気分を変えてMacに向き合ってみる。
デイスクユーティリティでグレーアウトながらも表示されているということは、「HDを認識はしている」と考えて調べてみる。
まずはAppleのサイトに書かれているデイスクユーティリティでディスクを修復をしてみる。
通常通りMacを起動した状態で、First Aidでの修復。
ファイルシステム検査の終了コードは8です。
なんじゃ、そりゃ?
ここで調べてみる。
ということで調べてみても、良くはわからないけど終了コード8じゃダメってことらしい。
終了コードは0が正常なのだそうで・・・。
その後、
セーフモードで起動してFirst Aid。
リカバリモードで起動してFirst Aid。
通常起動してFirst Aid。
と何回か繰り返すうちに「ファイルシステム検査の終了コードは0です。」となった。
にも関わらずグレーアウトのままマウントされない。
何回かFirst Aidを繰り返していた中に
ジャーナルに無効な内容があります。
というのがあったので、この文言をそのままコピペで調べてみると、
こちらで同じ様な事があった様なので同じ様にやってみることに。
久しぶりにターミナルを開いてみる。
まずはディスクユーティリティーで「情報」を開き、「ディスク識別子」とやらを調べなきゃいけないみたいで。
うちのは disk2s2 と出ました。
ターミナルからコマンドを実行し、ジャーナルを無効にする
sudo diskutil disableJournal disk2s2
ターミナルから次のコマンドを実行し、ジャーナルを有効にする
sudo diskutil enableJournal disk2s2
再起動
とやってみたのですが、グレーアウトのままクリックしてもマウントしてくれない・・・。
参った・・・。
更に同じような症状はないかと調べてみるとこちらで
どうやらこちらは強制マウントする様な内容。
disableJournal には forceという、僕には何かわからないオプションがあるらしい。
forceなんで、「共にあらん事を」的な事ではないかと。
という事でターミナルに入力。
sudo diskutil disableJournal force /dev/disk2s2
しかし、下記のエラーが出る。
An error occurred journaling the file system: The underlying task reported failure on exit (-69860)
この方は
読み取り専用でマウントしました。
のようなメッセージが出たそうです。
どうやらこの方、メッセーシが出たのですが、ディスクユーティリティーでマウントボタンをクリックした様です。
で僕も同じくマウントボタンをクリック。
出たーーーーーーーー!!!!!
マウントしたーーーーーーー!!!!!
中身を見てみるとちゃんとあります。
少しデータをコピーしてみると、きちんとコピーされます。
とりあえず何よりバックアップしないといけないので、HDDを買ってきます。